龍亀(ろんぐい)とは
【龍亀(ろんぐい)とは??】
吉祥の前兆として姿を現す瑞獣、幻の聖獣とされ、亀の体に龍の頭を持ち、 古来中国では、国の長期にわたる繁栄と安泰を守るとして崇められてきました。
また、龍亀は、招財のシンボルとして重宝されています。
特に一所懸命努力して働いて入る「正財」を得ることに優れており、財が途切れることなく入る「順利財源廣進」の効果があると伝えられます。
様々な災難・災厄から保護する亀と、開運・運気上昇といった万能の力を持つ龍との双方の意味を兼ね備え、商売繁昌、開運厄除の御利益を得ることができます。
【最福寺の龍亀像について】
この龍亀は、弘法大師空海が入唐された時の、密教の一大拠点であった大興善寺での恵観元老の八千枚護摩行を通じて深められた、ここ最福寺との「佛縁」によりともに日中友好、世界平和の祈願を続けていかんと建てられた両寺の交流記念碑の礎を成すものです。
一方の大興善寺にも池口恵観大阿闍梨より送られた同様の記念碑が建てられています。
裏面に刻まれた碑文をぜひご覧ください。